いま、どこまで進んでいるのか。
人的資本経営の現状を診断します。
セレクションアンドバリエーションの「人的資本経営 現状診断(ギャップアセスメント)」は、人的資本経営の実装度を、戦略との接続度・制度の整合度・データ整備度・運用実態・KPIの妥当性・投資配分という6つの軸で評価し、現状マップとギャップ一覧、優先順位付きの打ち手案を提示する短期アセスメントです。標準期間は4〜6週間。人事制度設計400社超の実績にもとづき、「どこが弱いか」だけでなく「支出がどこに偏っているか」まで示すことで、追加予算ではなく配分の見直しで動かせる箇所を特定します。
まず、判断に必要な情報から
検討にあたって最初に確認したい項目を、冒頭にまとめています。詳細は各セクションをご覧ください。
| 対象 | 人事部門責任者、経営企画、サステナビリティ担当、ホールディングス人事。開示義務のない企業・グループ各社を含む |
| 診断の軸 | 戦略との接続度/制度の整合度/データ整備度/運用実態/KPIの妥当性/投資配分の6軸。前5軸は各5段階で評価し、投資配分は能力・機会・処遇・環境の4対象への偏りを示す |
| 標準期間 | 4〜6週間(従業員アンケートを含む場合は6週間) |
| 貴社の稼働 | ヒアリング2〜3回、資料のご提供、必要に応じて従業員アンケートの周知 |
| 成果物 | 現状マップ(6軸+4条件×4対象の判定)/ギャップ一覧/優先順位付きの打ち手案(報告会1回を含む) |
| 扱う範囲 | 現状の可視化、あるべき姿とのギャップ特定、投資配分のずれの特定、着手順の提示 |
| 扱わない範囲 | 有価証券報告書・統合報告書の作成代行、HRシステムの導入・設定、開示書類の校閲 |
人的資本経営が進まないのは、
意識の問題ではなく、届いた順序の問題である
本来は、何のために人に投資するのかという目的を定め、戦略・制度・投資という手段を組み立て、その結果として何を外に示すかを決めます。ところが日本では、有価証券報告書に何を書くかという開示の要求が先に届きました。書くために制度をあとから整え、何のためかは最後まで共有されません。「また新しい対応業務が増えた」という受け止め方は、この順序の逆転から生じています。
そして開示への要求は増え続けています。2026年3月期からは、企業内容等の開示に関する内閣府令の改正により、経営戦略と関連づけた人材戦略、従業員給与等の決定方針、平均年間給与の前年度比増減率の記載が加わりました。戦略と人材戦略の接続は、社内の課題であるだけでなく、制度上も問われる段階に入っています。2027年3月期以降はSSBJ(サステナビリティ基準委員会)の基準に基づくサステナビリティ開示が段階的に始まります。※制度の記載は2026年9月時点。
こんな状況になっていませんか
他社と比べて自社がどの位置にいるのか、説明できない
経営から「で、うちはどうなの」と聞かれて、答えに窮した
やるべきことが多すぎて、どれから着手するか決められない
研修や勉強会は実施したが、次の一手が決まらないまま止まっている
人事データが各所に分散していて、必要な粒度で取り出せない
グループ各社の実装度に差があるが、どれくらいの差なのか把握できていない
人への投資額は説明できるが、それが何に向いているかは説明できない
📄 まず社内で検討してみませんか。
診断の6軸と成果物サンプルを、稟議用にお送りします。
診断の核心は、
「弱い条件」と「投資先」を重ねることにある
実装度の5段階
Axis 01〜05のそれぞれを、以下の5段階で評価します。全社で同じレベルになることは、まずありません。軸ごとの凸凹こそが、着手順を決める材料になります。Axis 06(投資配分)は段階評価ではなく、4対象への配分比率として示します。
4〜6週間で、
現在地と着手順を出す
診断は、貴社の負荷を最小限に抑える設計にしています。お願いするのは、資料のご提供と2〜3回のヒアリングだけです。新たに資料を作っていただく必要はありません。既存のものをそのままお出しください。
分析は、資料レビューと既存データの分析を中心に進めます。「そろっていない」ことも診断結果の一部ですから、準備が整うのを待つ必要はありません。むしろ、整っていない状態で見せていただくほうが、実態に近い評価ができます。
最終週に報告会を1回設定します。経営層に同席いただくことをお勧めしています。現在地を経営と人事が同じ資料で共有すること自体が、この診断の価値の半分を占めます。
診断結果は、
次に何をするかを決められる粒度まで落とす
「人事の改革で最ももったいないのは、いま何ができているのかを確かめないまま制度をつくり直すことです。すでに機能している仕組みまで壊してしまう。現在地を測るのに数週間かければ、その後の一年が変わります。急がば回れという言葉は、人事制度の世界でこそ正しい。」
診断のあとに、
制度へ、データへ、運用へ
診断の6軸は、当社の研修で用いる「自社点検の5つの観点」と対応しています。研修の記入シートで答えられなかった観点が、そのまま診断の対象になります。研修から入っても、診断から入っても、同じ地図の上を進むことになります。
| 次の一手 | 内容 |
|---|---|
| 共通理解を つくり直す |
人的資本経営 研修・講師派遣/診断で見えた課題を、経営層やグループ各社と共有するための場をつくります。診断結果をそのまま研修の素材として使えます。 |
| 方針を定める | 人事戦略(HRポリシー)策定/戦略との接続度がレベル2以下だった場合の、最優先の打ち手です。どういう人に、何を期待し、何で報いるかを言語化します。 |
| 制度に落とす | スキルベース制度設計/評価制度設計総合/教育制度設計/人事制度総合改革ソリューション |
| データを 深める |
定量組織分析(適正人員・管理職比率など人的資本分析)/人材タイプ・ポートフォリオ分析/データ整備度に課題がある場合の具体的な次工程です。 |
| 運用実態を 測り続ける |
組織風土診断(エンゲージメントサーベイ)/キャリア・エンゲージメントサーベイ |
| 継続的に 相談する |
社外HRBP(人事顧問)支援/人事改革の費用対効果 |
診断の背景にある
考え方を書いています
当社インサイトから、診断で用いる指標の読み方や、可視化そのものの是非を扱った記事を選びました。どういう考え方で現状を測る会社なのかを、事前にご確認いただけます。
よくある質問
まず、現在地を測るところから
始めませんか。
現在の取り組み状況と、社内で議論になっている論点をお聞かせください。診断が必要な状態かどうかも含めて、率直にお答えします。