4-1.行動等級の給与レンジ設定 | 人事制度設計と人材育成の人事コンサルティング会社 セレクションアンドバリエーション
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報酬制度設計

4-1.行動等級の給与レンジ設定

従業員の給与を決定する基本としての給与、つまり基本給は、行動等級によって決定します。

 

基本給の仕組みをつくる際には、まず行動等級毎の基本給の上限と下限を設定します。かつては青天井型の報酬制度を運用する会社も多く、下限は設定するが、上限は設定しないことも多くありました。しかし現在すでに一般的な会社でそのような仕組みを使うところはありません。

 

上限と下限の間の幅を、給与レンジといいます。給与レンジを決定する際には、その中間額もはっきりさせます。例えばある等級の給与レンジの下限が30万円、上限が40万円だとすれば、中間額は35万円です。その等級にいる限り、従業員はこの中間額を目指して昇給が実施されることになります。

 

上限と下限の運用は、実際には以下のように行われます。

 

従業員がある等級にいる場合、少なくとも下限の給与額を受け取ることができます。しかし、昇給した結果、やがて上限の給与にたどりついたのなら、そこから給与額は増えなくなります。その先は、行動等級をあげる、つまり昇格することで給与を増やすことができるようになります。給与レンジを設定するときのポイントは等級毎のレンジを重ね合わせないということです。