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実績

飲食業
居酒屋チェーン

人事制度構築制度

設立2003年

従業員2,400名

売上約100億円

               

提供サービス人事制度設計

実施期間設計6か月、運用支援1年半、教育支援などでその後5年

プロジェクトのきっかけ

あえて統一ブランドではなく、多様なブランドによりエリアドミナント戦略を進めているこちらのお客様では、「既存店収益向上」だけでなく「新規出店」とそのための「ブランド開発」を強力に推し進める人材の確保と育成を課題として認識しておられた。
そこで「企業の成長力を引き出せるのは人材の力」というメッセージを発信していたセレクションアンドバリエーションと出会い、プロジェクトを進めるきっかけとなった。

目的

セレクションアンドバリエーションの提案する企業の成長とは、具体的なキャッシュフロー増加などによる企業価値の拡大である。
飲食店としての企業価値拡大のために、人事制度改定の目的として以下の3つを強く掲げた。

1.既存店を成長させ人材を成長させる「優秀な店長を確保・育成できる仕組み構築」
2.お客様に直接接するフロアスタッフ、調理スタッフレベルを引き上げる「スタッフレベルを底上げできる仕組み構築」
3.本部と現場とが一体化することを前提とした「企画力のある人材が活躍できる仕組み構築


居酒屋チェーンの人事制度構築制度

課題

プロジェクト開始時点で、従業員からの不満としては、主に以下のようなものがあげられていた。
「給与の上がり方がわからないし、どうすれば上司に認められるかよくわからない」
「労働時間に比べて給与が安いんじゃないか?会社がどう考えているのか、わからない」
「ここにいても将来が見えないし、どこかよそでもっといいところを探そう」
これらに対して、プロジェクトの中で現状分析を行い、改革の優先度を明確化。

居酒屋チェーンの人事制度構築制度

実際に構築した制度のポイント

組織図と等級体系


今後も協力に新規出店を進めることを踏まえ、営業体制と管理体制に基づき等級体系を設計。

居酒屋チェーンの人事制度構築制度

 

役職定義


各役職については、業績責任および人材育成の責任を明確に定義。
その上で、業務範囲を明確にした職務定義を定めた。

 

報酬制度


報酬制度においては、まず店舗運営におけるシフトを適切に設定するため、残業見合手当および深夜見合手当の適正化を進めた。
その上で、等級に応じた基本給設定、役職の大きさに伴う役職手当を設定。
また、上位役職者については、具体的なKPIを定め、それらが達成されるごとに金額が加算されるインセンティブとしての業績手当を月払いで設定。
その上で、四半期ごとの歩合賞与及び年間全社業績に応じた賞与を定め、各店舗の成長と全社の成長を共に実現できる仕組みとして設計し、運用できるように構築。

特筆すべき課題や解決策の特徴

「事業戦略との連動性徹底」


人の成長が組織の成長に自然につながるような連動性を重視して設計。


 

「数値管理の徹底」


勘や経験に頼るのではなく、タイムリーな数値に基づき経営判断を行えるような仕組みとして設計。