採用ミスをなくす!面接の構造化・システム化~取りたい人が取れない、取りたくない人を取ってしまわないように~
概要
裁判官は全く同じ罪を犯した犯罪者に、同じ量刑を課すことができているか?
答えはノーです。これはなぜか?
アメリカの心理学者ダニエル・カーネマンは裁判官の“心理的状況”が関係していると述べています。
例えば、犯罪者が裁判官と過去に親から暴力を受けていた同じ境遇を持っていたら、裁判前日に裁判官が大ファンのスポーツチームが勝っていたら、犯罪者がその日誕生日だったら、このような外的要因が、最も厳格に、正確に判断すべき裁判の場でも、判決の差を生んでしまうのです。
では採用面接はどうでしょうか?
面接官はそもそも裁判官のように知識の深い専門家ではないでしょうし、裁判にとっての判例のような面接結果の共有は、あまねく候補者に当てはまる再現性を担保できるものではないでしょう。
そのうえ、示された事実に基づき判断する裁判とは違い、候補者の内面を読み取る作業まで面接時間内で終わらせなければならないときます。
このような事実、そして仕事・プライベートと隣り合わせの心理状況で、どうして面接官が同じ判定ができるでしょうか?出来るはずもありませんよね。
本セミナーでは、そもそもなぜそのような判断ミスが起こるのか、心理学の観点から根拠立てて説明するとともに、どうすればミスを抑えることができるのか仕組みづくりに至るまで解説させていただきます。
“ヒト”は概して判断を誤るものです。しかし、”組織“として判断を誤らないためにも、ミスの仕組みについて理解し、”取りたい人を取る、取りたくない人は取らない“採用を目指しましょう。
対象者
採用面接のレベルを上げたい、採用者の教育負担を軽減させたい人事部の方/採用ミスが発生している企業、採用に課題を感じている企業の方
プログラム
・ 裁判官でも判断を誤る?人間の心理が起こす判断エラー
・ エラーの原因となるバイアスとノイズ
・ どうすればエラーがなくなるのか?
・ ”取りたい人を取る、取りたくない人は取らない“ための面接の構造化
・ 構造化面接を組織に浸透させるための〇つのポイント
講師
平野雄聖
大阪大学経済学部卒業後、金融機関を経てセレクションアンドバリエーション参画。
企業規模、業種を問わず、ビジネスモデルと財務分析をもとにした、収益向上に貢献する人事制度設計を手掛ける。主なコンサルティング実績先としては、鉄鋼加工業、半導体製造業、生命保険業界などがある。
参加費用
無料 (※ご希望あれば、人事に関する個別の無料相談会も実施しています)
開催日時
2024年12月19日 (木)
13:00〜13:45
参加方法
WEB会議システムを利用して簡単に接続できるオンラインセミナーです。
お申し込みをいただいた方には開催日が近くなりましたら参加用URLをお送りいたします。
<ご注意事項>
※同業他社様、学生の方、個人事業主様にはお申込みをご遠慮頂いております。
※本セミナーは「Zoom」にて実施いたします。事前にZoomアプリのダウンロードおよび、接続をご確認ください。
※視聴URLのご本人様以外への共有は固くお断りいたします。
※本セミナーの録画・録音・撮影、セミナー資料等の無断転用は固くお断りいたします。
その他