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海外赴任・出向者向け評価・報酬制度設計サービス

海外展開の「人事リスク」を、“制度”で見える化する

日本企業が海外進出を進める中で、最も見落とされがちな課題が「人事制度の不整合」です。
出向者や赴任者の評価・報酬体系が国内基準のままでは、現地での成果と処遇が噛み合わず、モチベーション低下や早期帰任を招きかねません。
セレクションアンドバリエーションでは、人事コンサルタントとしての経験をもとに、海外赴任に伴う人事制度を“経営の言葉で”再設計することで、海外事業を支える人材の納得と安心を生み出します。

出向・赴任を「送り出す」だけでなく、「支える」仕組みを

多くの中堅・中小企業では、海外展開が進むほどに次のような課題が顕在化します。
・赴任加算が場当たり的で、国ごとの報酬差を説明できない。
・国内等級制度のまま適用しており、海外職務の拡大や責任の重さを反映できていない。
・評価制度が形骸化し、現地の実績や組織成果を正当に反映できていない。
・帰任時の昇格・昇給ルールが不透明で、海外赴任がキャリア上のリスクに感じられている。

これらの課題は、単なる手当や給与表の問題ではなく、
「会社が海外事業をどう位置づけるか」という経営メッセージの欠落から生まれます。

セレクションアンドバリエーションは、
・国内制度との整合を保ちながら、海外赴任の役割・報酬・評価を翻訳し、
・出向・赴任を「挑戦の機会」として正当に報いる仕組みを設計します。

経営が制度を語り、社員がその意図を理解できる。
それが、私たちが目指す“実質的グローバル人事制度”です。

現地任せにしない、「送り出す側」の人事制度整備

本サービスは、日本本社から海外拠点へ人材を送り出す企業に向けた、
出向・赴任者専用の評価・報酬制度設計支援です。
国内制度をベースに、
・職務の拡大・責任範囲の変化を翻訳し、
・生活指数・地域差・収益構造を考慮した報酬体系を構築し、
・昇給・昇格・帰任までを一貫したルールで整えます。

すでに大手外食企業や製造業、商社などで導入実績があり、特に「現場主導で海外展開を進める中堅企業」から高い評価を得ています。

単なる給与計算や手当設定ではなく、
・海外事業における“職務の再定義”、
・日本本社と現地拠点をつなぐ“評価運用の共通言語化”、
・そして帰任後を見据えた“キャリア設計の明確化”です。

制度をつくることではなく、制度で会社を動かすこと。セレクションアンドバリエーションが提供するのは、そのための“設計思想”です。

「海外へ人を送る」から、「海外とともに成長する」へ

このサービスのゴールは、出向や赴任を“派遣”ではなく“戦略的投資”に変えることです。
海外展開を進める企業が直面する人事課題の多くは、「誰がどのように報われるのか」が曖昧なことにあります。
セレクションアンドバリエーションは、人事コンサルタントとしての実務経験をもとに、制度を「守りの仕組み」から「攻めの成長基盤」へと変える設計を行います。

これにより、経営・人事・社員の三者が納得できる「海外人事の共通言語」が確立されます。
結果として、社員は安心して挑戦でき、経営は拠点展開に自信を持ち、
本社人事は現地との一体感をもって運営できるようになります。

目指せるゴール(ポイント)

・海外赴任・出向者の処遇・評価・昇格ルールを明文化できるようになる
・海外現地の職務内容と国内制度の整合性を取れるようになる
・出向・赴任の加算・地域手当など報酬の根拠を説明できるようになる
・赴任中・帰任後のキャリアパスを明確に描けるようになる
・本社人事が“統制”ではなく“支援”で動ける仕組みを持てるようになる

制度を整えることで、“送り出す勇気”を持てる企業へ ―

本サービスは、「海外展開の現実」を知る人事コンサルタントが、日本本社の制度・人事運用・海外報酬データをもとに、3か月で実務的に導入できる制度設計を行うプログラムです。

基本サービス(3か月パッケージ)

現状把握と課題抽出
 ・出向・赴任社員の給与データ、職務範囲、等級情報を整理し、制度のズレを明確化します。
 ・各国の生活水準、収益構造、税制・社会保険などを分析し、報酬構造の再設計課題を特定します。

職務・等級の翻訳設計
 ・国内制度をベースに、海外赴任時の「責任・成果範囲」を定義します。
 ・職務階層に応じた海外グレード表(等級定義)を策定し、出向時・帰任時に適用可能なルールを整えます。

赴任加算・地域手当ロジック設計
 ・物価指数や生活指数をもとに、赴任加算テーブル・地域差手当モデルを作成。
 ・報酬シミュレーションを実施し、経営・人事・本人が納得できる構造を提示します。

評価制度のアレンジ設計
 ・国内の評価制度をベースに、財務目標+プロセス目標のウェイト設計を行います。
 ・海外マネジャーが評価できるよう、英語版・現地版評価シートを作成します。

昇給・昇格・帰任ルール整備
 ・赴任中の職務変更・成果・期間を考慮した昇給・昇格ルールを明文化。
 ・帰任時の等級再判定ロジックを策定し、キャリアの連続性を保証します。

■基本サービスの成果物

・海外等級定義表/赴任時加算テーブル
・地域差・住宅・留守宅手当モデル
・評価シート(英語版含む)/昇給・帰任ルール文書
・社内説明用スライド・運用ガイド

◆オプションサービス

・国別報酬レンジ調査(市場水準分析)
 政府統計と口コミデータを組み合わせ、職種・役職別に補正レンジを提示します。
・制度導入支援・説明会運営
 赴任者本人・上長・人事担当者への説明資料作成・オンライン説明会を実施します。
・個別赴任シミュレーション
 赴任先別に給与・手当・税負担を試算し、経営承認・本人提示資料を作成します。
・制度運用伴走(6か月間)
 初回査定期に合わせ、評価運用・昇給反映のサポートを行います。

◇オプションサービスの特徴

・“設計で終わらせない”運用定着支援を行う
・制度導入後の社内理解を最短で浸透させる
・経営・現場双方が納得して制度を使える状態を実現する

よくあるご質問

Q. どのような業種に対応できますか?
製造業、外食、商社、小売、サービスなど、海外出向者を持つ全業種に対応しています。

Q. 海外拠点がまだ少なくても依頼できますか?
はい。初めて出向者を送り出す段階の企業こそ、制度設計が有効です。

Q. 報酬テーブルの設計に使うデータは何ですか?
政府統計+OPENWORK等の民間データを補正したS&V独自の報酬データベースです。

Q. 英語での制度資料作成も可能ですか?
はい。英語版テンプレートを含む制度説明資料も作成可能です。

Q. 制度導入後の運用サポートはありますか?
初年度の査定反映期に合わせ、運用・説明会支援をオプションで提供しています。

制度を整えることで、海外事業の未来が見える

海外展開は、勢いでは続きません。
出向者・赴任者が納得して挑戦できる仕組みを整えることが、中小企業がグローバルで成長し続けるための第一歩です。

セレクションアンドバリエーションでは、貴社の状況に合わせた無料相談を実施しています。
「赴任制度のどこから見直すべきか」「加算額の妥当性がわからない」など、お気軽にご相談ください。

まずはお問い合わせフォームから。
海外展開を支える“人事の仕組みづくり”を、共に進めましょう。
セレクションアンドバリエーションの人事コンサルタントが、貴社の伸びしろを活かして、さらなる企業価値創出に貢献します。