最近、多くの企業を訪問する中で、こんな声を聞くことが増えました。
「優秀な若手なんだけど、踏み込む力が弱い」
「コミュニケーションはできるのに、やり切る力が足りない」
「中堅が”踊り場”に入っていて、もう一段上の行動に踏み出せない」
自社の人材の能力が低いわけではない。
むしろ勤勉で、人当たりもよく、真面目で、ミスもしない。
それでも、「自発的に動く力」「人を巻き込む力」が伸びきらない。
そんなお悩みの会社が増えています。
私たちは、このようなお悩みにこそ、今の日本企業の最大のボトルネックが潜んでいると感じています。
だからこそ、私たちの研修で変わることができた、3社の事例をお話させてください。
大手通信会社の若手が「急に伸びた」理由
ある大手通信会社で、新卒3〜5年目の若手向けに研修を実施しました。
そこで見えてきたのは、
「知識はあるのに、動けない」
という構造です。
たとえば、配属3年目のAさん(27歳)。
- 顧客要望の整理は上手い
- 上司への報告も丁寧
- 資料作成力も高い
にも関わらず、営業数字がなかなか伸びませんでした。
理由はシンプルでした。
「トラブルになりそうな関係者との調整」が苦手だったのです。
このケースでは、自分の感情の扱い方 と 相手との「温度差の橋渡し」 が肝でした。
研修の中で、Aさんは「言いにくいことを伝える“安全な練習”」を繰り返し、
次第に周囲との対話が変わっていきました。
結果、半年後には、部署内でトップ5に入る成果をあげるまでに成長しました。
Aさん自身が言っていた言葉が忘れられません。
「能力より、関係をつくる勇気が足りなかったんですね」
これはまさに、非認知能力 による成長の典型例でした。
商社の若手が「やり切れるようになった」瞬間
ある総合商社の若手Bさん(26歳)は、企画力も分析力も高いのに、「最後の詰め」が弱いと言われ続けていました。
プロジェクトの最終段階で、
- 自分から判断できない
- 〆切間際になると“誰かの決定待ち”になる
- 自信がないため、意思決定を先送りにする
という「詰めの弱さ」が出てしまうのです。
研修の中で行ったのは、
① 小さな意思決定の疑似体験
② 未完タスクの“アジャイル改善”
③ 行動の質より“行動量”に焦点を当てる練習
たったこれだけ。
しかし、本人が「決めてもいいんだ」と思えた瞬間から、行動スピードが一気に変わります。
研修後、本人は言いました。
「自分で勝手に“失敗できないルール”を作っていたんですね」
これも、知識やスキルの話ではありません。
自分の行動を支える“内側の力”の話です。
出世の踊り場に入っていた中堅層が再起動した話
最も印象的だったのは、大手製造業の40代前半の中堅メンバー向けに行ったプログラムです。
管理職手前。
優秀ではある。
しかし、10年近く役割も変わらず、本人も「このままでよいのか」と迷い始めている。
いわゆる “キャリアの踊り場” と呼ばれてしまう層です。
ある参加者Cさん(42歳)は、こう語りました。
「最近、若手の相談に乗るばかりで、自分が動く感覚を忘れていました」
そこで実施したのは、他者と協働しながら、自分の意思決定を回し続ける実践ゲーム。
この中で必要になるのは、
- 自分のメンタル状態の把握
- 相手の言語化されていない意図の読み取り
- チームの士気を上げる働きかけ
- やり切るための優先順位づけ
といった、実務と地続きの力でした。
ゲーム後、Cさんの表情はまるで別人のようでした。
「自分にはまだ、動ける熱量があったんだと気づきました」
その後の半年間で、Cさんはプロジェクトリーダーとして復帰し、
部下からの評価も大きく変わりました。
コミュニケーション力 × やり抜く力
コミュニケーション力とやり抜く力の組み合わせこそが、今もっとも必要な“実践能力”だと私たちは考えています。
たしかに今、多くの企業が「DX」「AI」「高度専門性」と言います。それらはもちろん重要です。
しかし、目の前の課題を解決するために、今現場で本当に求められているのは、
人や組織を動かす“非認知スキル”の強化 です。
- 自分の感情を扱える
- 他者を理解し、関係をつくれる
- 迷いながらも前に進める
- やり切るまで粘り強く動ける
こうした力が身についた若手・中堅が増えるだけで、組織の推進力は劇的に変わります。
セレクションアンドバリエーションの「非認知能力研修」
上で紹介した企業が取り入れてくださっているのが、セレクションアンドバリエーションの 非認知能力研修 です。
▼ 詳細はこちら

非認知能力は“教える”だけでは身につきません。
体験 → 気づき → 行動 → 変化
というサイクルを通じて初めて定着します。
そのため本研修では、
- 実践ゲーム
- 行動実験
- 内省対話
- 仕事での応用設計
を組み合わせ、研修内で“行動変容の手応え”を得る構造 にしています。
若手にも、中堅にも、管理職にも効く。
そして「自分の力が再び動き始める」感覚を必ず得られる。
そんな研修です。
変わるのは“能力”ではなく“内側のエンジン”
私たちが提供しているのは、単なるスキル研修ではありません。
人が持つ「やればできる感覚」「踏み出す勇気」「やり切った昂揚」。
こうした 内側のエンジン を再起動させるための場です。
もし、
- 若手の伸び悩み
- 中堅の停滞
- 自発的行動の不足
- チームの活力の低下
に課題を感じているなら、ぜひお問い合わせください。
組織が変わるきっかけは、「人が動き出す瞬間」から始まります。
▼ 非認知能力研修の詳細はこちら


