卸・小売業
燃料卸販売メーカー
両利きの経営で成長を実現するための管理職評価制度改定プロジェクト
設立1950年代
従業員600名
売上約220億円
提供サービス管理職評価制度設計
実施期間2ヶ月程度
プロジェクトのきっかけ
「既存事業の深堀」と「新規事業の展開」による組織成長が求められる中で、その原動力となる管理職に対して戦略に基づいた職務を与え、意欲や能力を高めてチャレンジしてもらう仕組みを導入する必要性が高まったため。
目的
・以前から導入されているチャレンジングな仕組みを残しつつ、これからの成長に必要な管理職を育成し、配置すること
・上記実現のために、「安住意識からの脱却」「スピード・実行力の醸成」「長期的な視点でビジネスを捉える力」などを兼ね備えた管理職を持続的に輩出できること
課題
・アクションプランをスケジュールとして具体化することで、チャレンジ行動をプロセスとして評価できる運用体制
・管理職に課されている部署をまたがる数値目標の共有し、全社業績評価を評価へ反映
実際に構築した制度のポイント
・管理職の評価運用に向けて全社と各部署のKGIを設定し、またアクションプラン(KPI)を重視することで経営者マインド、チャレンジ精神の醸成を図る
・制度導入だけでなく、管理職層に対して現状の課題認識を持たせるためのアセスメントを実施し、その結果をふまえた上での管理者研修を実行
特筆すべき課題や解決策の特徴
KGIおよびKPIの設定において、全社業績のウエイトを重くすることで、全社に対しての意識を持つことができ、他部署との関わりを強くすることを狙いとした。
チャレンジを促進する仕組みの一環として、給与・賞与制度だけでなく、年間アワードなどを導入することで、対象者のモチベーション向上と人件費原資の維持を両立。