建設・不動産業
通信建設メーカー【東証プライム上場】
チェンジマネジメント実現のための人事制度改定プロジェクト
設立1940年代
従業員500名
売上約380億円
提供サービス人事制度設計
実施期間24ヶ月以上(導入後の浸透支援、研修含む)
プロジェクトのきっかけ
複数事業を展開する同社において、地域に根差しながらそれぞれの事業で勝てる人材の育成が必要であった。
特に、ICTソリューション事業においてはトップカンパニーを目指していきたい経営の方向性が確立している中で、安定したマネジメントインフラとしての業績管理・人事管理を確立していくことが求められたため。
目的
・多様な職種や業種に対応できる柔軟さをもった組織を設計
・人事制度における等級、評価、報酬領域での運用の改訂
・採用・最適配置ニーズへの対応
課題
・5年後を見据えた採用の計画化と報酬面以外の魅力を創出することで人材難へ対応
・管理職・専門職それぞれのキャリアパスを設定することで計画的な育成を実現し、リーダー/マネージャー不足を解消
・職種毎の評価反映方法にメリハリつけるなど報酬面の魅力を向上し、事業別に柔軟に対応できる仕組みの導入
実際に構築した制度のポイント
・既存の職能等級制度一本だけでなく、専門職・管理職の職責等級を作ることで複線型キャリアパスの設計
・昇格基準は原則として「入学基準」として設計し、上位等級の行動がとれると期待される者を昇格させるロジックへと変更
・事業毎のニーズや従業員キャリアに応じ、早期抜擢からゆるやかな活躍まで、幅をもった賃金適用ができる給与改定を実現
特筆すべき課題や解決策の特徴
制度の改定のみならず導入後の浸透支援まで携わる。
特に、管理職・経営層からの意識改革が重要事項と考え、連続型の幹部育成研修を複数年に渡って実施し、効果検証まで行う。