製造業
精密機器メーカー【東証プライム上場】
グローバル市場を見据えた高水準のガバナンスと持続的成長を目指すための役員報酬制度設計
従業員800名（グローバル）
売上約200億円
提供サービス役員報酬制度設計
実施期間3ヶ月
プロジェクトのきっかけ
売上高の9割近くが海外市場を占めており、監査役設置会社から監査等委員会への移行時に、今後の機関対応を含めて、役員報酬設計のニーズが高まったため。
特に、役員体制が複雑である同社では、今後の中期経営計画や経営戦略との整合性が重視された。
当社には、役員報酬に関する知見、実績が多く、ニーズを踏まえたアジャイルな対応が可能であったためプロジェクトの際にお声掛けを頂いた。
目的
監査等委員会設置会社へ移行したばかりの同社では、監査等委員でない取締役のリテンションを防止し、同社のさらなる企業価値創出へと繋がる役員報酬制度にすることがプロジェクトゴールであった。
合わせて、監査等委員、従業員、顧客、株主が納得する短期的成果の実現および中長期的な活躍を促進するための報酬額や報酬原資の設定を構築する。
課題
・CGCを踏まえた新たなガバナンスの設計
・今後目指すべき業績水準との相関性を持たせつつ、外部人材登用の可能性を視野に入れた報酬レンジ検討
・短期インセンティブとして業績連動報酬を導入するにあたり、事業計画に沿った評価指標の導入
実際に構築した制度のポイント
業績連動性を高め、中長期的中企業価値・株主価値向上を重視した報酬構成を実現
直近3ヶ月の平均値をとることで株価の極端な評価を平準化し、株価成長率を業績評価指標として活用できるよう設計
