ここでは人事評価制度を、職務設定、評価(考課ともいう)、処遇、の3つの仕組みで説明します。
この図で示すように、人事評価制度というときに単に評価だけを指すことはありません。評価の結果として給与や賞与がどのように変わるのかをはっきりさせる必要があります。
また、評価を行うためには、そもそもどんな仕事を任せているのかを定めて明確にしなければいけません。それらの仕組みを制度として置き換えると次のようになります。
職務設定 = 等級制度
評価(考課)= 評価制度
処遇 = 報酬制度
人事評価制度をつくるということは、この3つの制度をつくることでもあります。